FC2ブログ
面白かった事、ペットの事、おいしい物の事などのたかこの日記です。
| Login |
2009年05月29日 (金) | 編集 |
オパールはまだかと聞かれ、
テスト終わるまで待ってと言っていましたが、
これ以上長引くとたくさんメールが届くので、アップします(笑)
オパールの説明はたくさんあるのでちょっと長くなりますが
よかったら読んでください。

オパールは基本的にはPlay of Colorという虹色の光が
強ければ強いほどいいとされています。
この虹色の光の屈折を出すには石はCabochon Cut
(そこがフラットで上側はドームの形)でなければなりません。

最も一般なのがボディー・カラーが
白色のオパールOpal
ボディー・カラーが水のような色で半透明でPlay of Colorのあるものを
Water OpalといいますOpal
これらのオパールは比較的高いものではありませんが

1番お値段の高いオパールはブラックオパール。黒ではなく、
ボディー・カラーが青で虹色の光が反射すればするほど
よいものとされています。Opal
いいものは青のボディー・カラーに緑や赤や黄色などの
7色がちゃんと見えます。

オパールで値段が高いものと安いものに分かれるのが
ファイヤー・オパール。ボディー・カラーが赤かオレンジのオパールです
原石Opal
Play of Colorのあるのとないのとでは
値段はものすごく変わります
この原石は少しPlay of colorがはいってます
Play of colorのないフャイヤー・オパールOpal
Play of colorのないオパールはオパールとしての価値は
低いし、カボション・カットにしなくてもいいので、
面取りのカット(Faceted)ができます。

もうひとつ下のクラスはPlay of colorもなく、
半透明又は透明で黒っぽい茶色や茶色のオパール。
これはファイヤーオパールのカテゴリーにも
入らないので、キロ売りの石です。
こちらではアンティークぽく見せかけて売っているか、
アートスクールの学生さんが惜しげもなく使えるので
セッティングを練習したりするのに使います。
日本では間違いなくそんな石はジュエリーとして
売ってはいませんので心配しなくていいと思いますが、
海外では安い雑貨屋でよく見ます。
アンティークぽく仕上げた安いもので、
茶色とか黒色の石が好きなら、アクセサリー感覚では
遊び心で身に付けられますね。

でも半透明で茶色い色のオパールで珍しいものもあります。
アリゾナの鉱石学会のショーで購入してきました
キャッツ・アイ・オパールですOpal
私達プロが見ると緑黄石のキャッツアイとは違いがわかります。
オパールは珪素と水でできているので、
石が水を含んでいるのがわかるんです。
また屈折率を量ると明らかに緑黄石とは異なります。
緑黄石のキャッツアイの方がはるかに値段が高いので、
高いお値段のジュエリーを買うときは、
やっぱり鑑定書(鑑別書)がついているものをお勧めします。

あとは面白デザインジュエリーでよく使われるのが
ボルダー・オパールOpal
原石を取り出すほど厚みがないので、その周りの
ミネラルと一緒に採掘して色んな形を楽しみます。

オパール自体はブラックやファイヤーオパール以外では
そんなに高い石ではないのですが、人工石もあるし
他のものとでまやかしジュエリーを作ったりもします。
オパール・ダブレットは、下に黒い敷物をして上からオパール層をつける
オパール・トリプレットは、下に黒い敷物をして上からオパール層をつけ、
さらに透明のキャップを接着します。Opal
これは安いアンテイーク・ジュエリーでよく見ます。
石の後ろが見えないセッティングや
底が黒く覆われてるのはこれらのまやかしテクニックを使っています
Opal

あと人工石のオパールもあります。
まず石のBody Colorが不自然
こんなにはっきりした青もおかしいし、
緑やピンクのBody ColorはありませんOpal
それにPlay of Colorも不自然。
あまりにもはっきりした虹色やOpal

光のパッチの大きさが同じなどが目安ですOpal

オパールはたくさん種類もあるし、人工石も出回ってる。
そして、どうして薄いオパール層を接着するのかと言うと
初めに書いたように、虹色の光の屈折を出すには
石はCabochon Cut(そこがフラットで上側はドームの形)
でなければなりませんが、厚みがないのでカボョン・カットにできない。
黒いものに接着すると、光がもっと石に吸収されるので、
薄いオパール層でも虹色のPlay of Colorが出せるからなんです。

オパールはキャッツ・アイ以外はきらめくPlay of Colorが命です

またリクエストがあれば特集します。ただ皆さんにわかりやすく
説明するのに結構時間もかかるので、時間はたっぷりください(笑)
スポンサーサイト